トマト加工食品会社11社に「ゲノム編集トマト」の使用状況調査。回答企業は、現時点で「使用しない」

 日本消費者連盟と「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」はこのほど、トマト加工食品会社11社を対象に実施した「ゲノム編集トマトの使用についての要請・質問状」への回答を公表した。10社から回答が寄せられ、1社は回答をしなかった。回答した企業のうち、ゲノム編集トマトを使用すると回答した企業はなかった。


 日本消費者連盟が公表した回答によると、質問状では、ゲノム編集トマトの使用の有無や、使用する場合の表示に対する考え方などについて尋ねた。
 回答したのは、カゴメ、コーミ、ハインツ、伊藤園、オタフクソース、キッコーマン、日本デルモンテ、ナガノトマト、ハグルマ、丸善の10社で、イカリソースは「回答しない」と回答した。また、丸善は「2024年にトマト加工食品の製造、2025年に販売を終了した」として、今後は調査対象から外すよう求めた。
 丸善を除く9社のうち、コーミ、ハインツ、伊藤園、オタフクソース、キッコーマン、日本デルモンテ、ナガノトマト、ハグルマの8社は、ゲノム編集トマトを「使用しない」と回答した。
 使用しない理由としては、「ゲノム編集トマトを使用する必要はないから」との回答が複数社から寄せられた。また、伊藤園、オタフクソース、ハグルマは、「安全性に疑問がある」「消費者が不安を持たないか懸念がある」などを理由に挙げた。
 一方、カゴメは、ゲノム編集トマトの使用については「使用しない」とし、「選択肢を含め、様々な観点を考慮しています」と補足した。また、表示に関する質問については、「現時点、使用しない方針ですので、本質問は回答対象外とさせて頂きます」と回答した。


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