
赤ちゃんの転落防止や外出時の移動に欠かせないベッドガードやベビーカー。使い方によっては重大な事故につながるおそれがあります。独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は、乳幼児用ベッドガードとベビーカーによる事故への注意を呼びかけています。事故を防ぐため、購入時や使用時に気を付けたいポイントをまとめました。
購入時=対象年齢・月齢を必ず確認する
乳幼児用ベッドガードは、対象年齢未満の乳幼児に使用すると重大な事故につながる危険があります。特に、出生後18か月未満の乳幼児には使用してはいけません。
寝返りを始めた乳児は想像以上に活発に動きますが、ベッドガードとマットレスの隙間に入り込んだ場合、自力で抜け出せず、窒息するおそれがあります。
使用時=マットレスとの隙間を作らない
乳幼児用ベッドガードは、取扱説明書に従って正しく固定し、マットレスとの間に隙間が生じないよう設置する必要があります。また、使用中も隙間ができていないか定期的に確認することが重要です。
隙間ができた場合、タオルやクッションで埋めてはいけません。乳幼児が顔をうずめ、窒息する危険があるためです。どうしても隙間ができてしまう場合は、その製品の使用を中止する必要があります。

使用時=シートベルトを必ず着用する
「少しの距離だから」「すぐに降ろすから」とシートベルトを着用しないまま使用するのは危険です。
ベビーカーは、わずかな段差や路面の凹凸でも揺れが生じます。赤ちゃんが前方へ滑り落ちたり、転落したりするおそれがあるため、乗せる際には毎回シートベルトを着用し、しっかり固定されているか確認することが大切です。
使用時=段差や溝では慎重に操作する
道路の段差や側溝のふたの穴、溝などに車輪が引っ掛かると、ベビーカーが転倒するおそれがあります。
走行前には路面の状態を確認し、段差や溝を通過する際には速度を落として慎重に操作することが重要です。急いでいるときほど、転倒事故が起こりやすくなります。
使用時=開閉時の指の挟み込みに注意する
ベビーカーを折りたたんだり広げたりする際、近くにいる子どもの指を挟んでしまう事故も発生しています。
開閉操作は子どもから離れた場所で行い、子どもがベビーカーに触れていないことを確認した上で操作する必要があります。
ベビーカーなどの子ども用品は、親族や知人から譲り受けたり、フリーマーケットや中古品として入手したりすることも少なくありません。
しかし、長期間使用された製品では、部品の劣化や摩耗が進んでいる可能性があります。使用前には取扱説明書を確認し、耐用年数や標準使用期間を過ぎていないか確認することが重要です。
また、説明書が手元にない場合でも、メーカーのホームページで型番を検索すると閲覧できる場合があります。安全に使用するため、正しい使い方や注意点を十分に確認してから使用することが大切です。