
通学や通勤、買い物など、毎日のように使う人も多い自転車ですが、ちょっとした不注意や整備不足が大きな事故につながることがあります。
製品評価技術基盤機構(NITE)によると、過去5年間に報告された自転車の製品事故のうち、約8割が重傷につながる事故でした。特に、中学生や高校生といった10代の事故が最も多くなっています。
スマートフォンを見ながらの「ながら運転」といったルール違反だけでなく、「いつも通り動くだろう」という油断から生じる部品のトラブルや、うっかりした不注意が深刻な事態を招きます。自転車に乗る前は、次の「4つの点検」を必ず行いましょう。
①車輪に、傘や買い物袋が巻き込まれないか
傘や買い物袋などがタイヤに巻き込まれると、前輪が急停止してバランスを崩し、転倒する危険があります。荷物はかごに入れましょう。また、車輪の近くの「泥よけ」が外れかけているなどして、同じく車輪に巻き込まれることがあるので、変形やがたつきがないか確認しましょう。
②ブレーキの確認
ブレーキのチェックは、自転車から降りた状態で、ブレーキレバーを握って車体を前後に動かします。その時、しっかり車輪が止まっていれば問題ありません。すべりを感じたら、ブレーキの効きが悪くなっている可能性があります
③チェーンの状態
自転車のチェーンは、徐々に伸びてたるみが発生します。チェーンが伸びていたりさびがひどかったりしないか確認しましょう。
④ハンドルやペダルの緩み
ハンドルやペダル、車輪にがたつきがあると、走行中の転倒につながるおそれがあります。
自転車事故を防ぐため、まずは自分でできる日々のチェックから始めましょう。少しでも違和感があれば、そのまま乗らず、自転車販売店などに相談しましょう。
このほか、過去にリコール(回収・無償修理)の対象になった自転車が、気づかれないまま使われ続け、事故につながったケースもあります。メーカーや購入店からの情報、NITEのウェブサイトなども定期的に確認しましょう。
▽リコール情報を確認
・NITE SAFE-Lite(ナイト セーフ・ライト) https://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/safe-lite.html
・消費者庁のリコール情報検索サイト https://www.recall.caa.go.jp
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