子どもだけでなく、「大人」にも食育を~「官民連携食育プラットフォーム」

朝は時間がなくて朝食を食べられない。昼食は手軽なもので済ませ、夕食も栄養のバランスまで考える余裕がない―。仕事や家事、子育てなどで忙しく、食事について考える時間を十分に持てない大人もいるのではないでしょうか。食育というと、子どもへの教育を思い浮かべるかもしれません。しかし、毎日の食事を選び、食品を購入している大人にとっても、食について知り、健康的な食生活を考えることは大切です。また、自分が毎日食べているものが、どこで、どのようにつくられ、食卓まで届いているのかを知ることも大切です。

そこで農林水産省は、食に関わる企業などと連携して「大人の食育」を進めています。2025年6月、設立発起企業18社とともに「官民連携食育プラットフォーム」を設立しました。
このプラットフォームでは、企業などが食育活動を発信したり、会員同士で情報交換や勉強会を行ったりしています。自治体や教育関係者、農林漁業者などとの連携も進め、大人の消費者が食や農について知り、日々の行動を考えるきっかけをつくることを目指しています。

「官民連携食育プラットフォーム」で進める「大人の食育」

「官民連携食育プラットフォーム」では、具体的なテーマごとにプロジェクトを進めています。2026年9月25日時点で、3つのプロジェクトがあります。
一つ目は「朝食を食べよう」。忙しい朝でも朝食をとることを意識するきっかけをつくります。
二つ目は「バランスよく食べよう」。バランスのよい食生活を目指し、まずは野菜を食べることを呼びかけています。
三つ目は「食や農の現場を体験しよう」。食品がどこで、どのようにつくられ、食卓まで届いているのかを知る機会をつくり、生産現場と食卓のつながりを感じてもらう取り組みです。
会員企業がSNSや動画で情報発信するほか、自社の従業員を対象とした食育活動を行うなど、さまざまな取り組みが行われています。

食育に取り組む企業などが参加できます

「官民連携食育プラットフォーム」には、企業だけでなく、団体や自治体なども参加できます。費用については、「現時点では会費等を徴収する予定はありません」とされています。
参加を希望する場合は、農林水産省のウェブサイトから申し込むことができます。
また、ウェブサイトでは、会員だけでなく誰でも、「大人の食育」を推進するためのポスターやチラシを無料でダウンロードできます。職場や地域などで、大人の食育を伝える際に活用できます。

「官民連携食育プラットフォーム」
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/otona_syokuiku/platform.html

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