【農林水産省 寄稿】後編:食育基本法が大きく変わりました!~食育を「健康増進」の観点に加え、「食料安全保障の確保」にも資するものに強化~

最後に

 これまで食料安全保障というと生産面に政策が注力されがちでしたが、真に食料安全保障を確立していくためには、消費者の皆様の理解と行動変容が不可欠です。
 生産現場に関心を持って理解し、日々の買い物や食事など、消費を通じて生産現場を支え、また、食料の生産に従事される方々の苦労や尊さを理解して感謝や尊敬の念を抱いていただくことにつながれば、それは、農林漁業の現場を後押しし、良質で安定的な農林水産物の生産、それによる食料安全保障の確保につながっていきます。
 今回の食育基本法の改正は、こういった消費者の皆様の役割の重要性を踏まえたものであり、極めて重要なものとなっています。我々も、消費者の皆様に、日々の買い物や食事などにおいて、健全な食生活の実践や、食料安全保障に資する選択を意識していただけるよう、改正法、そしてその趣旨を踏まえた第5次食育推進基本計画に基づき、食育をしっかりと推進してまいります。